ごく初期の虫歯は再石灰化して健全な状態になる事があります。でも歯に穴が開いているのが確認できる様な虫歯は、自然には治りません。
虫歯になりやすく進行しやすい人もいます。虫歯の原因になる細菌の繁殖や免疫抵抗力、歯並び、唾液の分泌量や性状、食生活や歯磨きをはじめとした生活習慣等により差が出ます。
乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄くやや弱い為、虫歯になると 進行が早いのです。子供が気づかないうちにひどくなる場合があり ます。
歯や歯ぐきの不調や噛み合わせの悪さを放っておくと、よく噛んで食べる事がおろそかになり胃腸に負担をかけるだけでなく、全身の健康に影響します。
甘い物を食べた後は、特に虫歯になりやすい状態に。キャラメル等の くっつきやすいお菓子はもちろん、ジュース等もお口の中を酸性に傾け 歯が解けやすい状況にしてしまいます。
最近は歯肉炎になる子供が増えています。特定の歯周病菌が原因になる若年性歯周病もあります。小さい時から糖分を控えた噛みごたえのある食事をとり正しい歯磨きで歯の汚れをきちんと取り除いて 予防しましょう。
子供の歯の虫歯は年々減少傾向にありますが、大人の歯の虫歯は 残念ながら減っていません。歯周病等で歯茎が下がった部分の虫歯 や、一度治った歯に再びできる虫歯の比率が高くなっています。
子供の6歳臼歯は乳歯の奥に生える為、磨きにくいので虫歯になりやすく、大人は歯周病などで歯ぐきが下がると露出した根の部分が しみたり、虫歯になりやすい状態に。
遺伝する要因もありますが生活習慣の影響が大きく、食事の内容や糖分の摂取量、歯磨きの方法等が主な要因。幼児期には親が教える歯磨き習慣が子供の虫歯に大きな影響を与えます。
成人が歯を失う原因の第一位は歯周病、第二位は虫歯。つまり歯周 病や虫歯を予防すれば、年をとっても歯が抜けるのを防ぐことは可能 です。