インビザライン(マウスピース矯正)とは
インビザラインは、透明に近いマウスピース型の矯正装置(アライナー)を歯に装着して歯並びを綺麗にする治療方法です。
一人ひとりの歯に合わせて作製されるアライナーを装着し、治療の段階に合わせて新しいアライナーに交換しながら徐々に歯を動かして、歯並びを矯正します。
マウスピース矯正の4つの特徴
1.治療中も笑顔に!目立たない矯正装置
マウスピース矯正の一番のメリットは、装置が目立たないことです! 薄く透明に近い、医療用プラスチック製の装置は、装着していても着けていることがほとんど分かりません。マウスピース矯正は、治療中の見た目が気になる方、人と接する機会の多い方などにおすすめの矯正治療法です。
2.装置を外して、食事ができる!
他の矯正装置とは違って、患者さまご自身の手で取り外しができることが大きな特徴のひとつ。マウスピース矯正は、食事の時には取り外すことができるので、装置に食べ物が詰まる心配なく、治療中も普段通りに食事ができます。毎日の食事を楽しみたい方にはピッタリですね。
3.段階に合わせて新しい装置に交換
マウスピース矯正は、治療の段階に合わせて矯正装置を新しいものに交換し、装着することで徐々に歯並びを整えていきます。 矯正装置は、患者さまご自身で交換していただく必要があるので、患者さまの自己管理がとても大切です!
4.治療期間中も快適!
マウスピース型の矯正装置は金属を使用せず、また、段階的に歯を動かしながら歯並びを矯正するため、従来の矯正方法と比べて痛みが少なく、唇や口の中の粘膜などを傷つけてしまう心配がありません。治療期間中に装置が歯から外れてしまうなどの。緊急性が少ないことも特徴のひとつです。
マウスピース矯正の対象年齢
平成20年に厚生労働省より発表された患者調査によると、歯列矯正治療を受けた推計患者数のうち、19歳以下は70%、20歳を過ぎてから治療された人の割合はおよそ30%となっています。成人を過ぎてから矯正を受けられた患者数の割合のみを見てみると、20代~40代が約8割、50代~70代が2割強を占めています。矯正治療は子どもの頃しか出来ないと思われがちですが、実は、幅広い年齢層の方が矯正治療を受けていることがわかります。
インビザラインの治療期間
マウスピース1枚で動かすことのできる歯の移動量は0.25mmです。
歯を移動させる量が少ないケースであれば、数ヵ月で終わることもありますが、平均的な治療期間は、1年~2年といわれています。時間がかかる複雑なケースでは、2年以上かかることもあります。治療期間は口腔内の状態や治療計画等によって異なりますが、従来の矯正治療とほぼ変わりがありません。
インビザライン治療の流れ
1.カウンセリング(相談)
患者さまの歯並びのお悩みや治療に関する疑問を矯正専門歯科医師(矯正医)がヒアリングします。
矯正医からマウスピース矯正の治療内容やメリット・デメリット、費用などのご説明致します。
治療前の不安が解消されないまま治療に移行することの無いよう、疑問や不安があれば、どんな小さなことでもご質問、ご相談ください。
2.精密検査
マウスピース矯正による治療を希望される場合は、精密検査に進みます。 精密検査では、口腔内検査のほかにレントゲン撮影、顔や口の中の写真撮影を行ないます。
3.治療計画のご説明と契約
1.精密検査の結果をもとに矯正医が治療計画を立て、患者さまにその内容と治療期間、費用についてご説明をします。
2.患者様がご納得、ご同意を頂けましたらインビザライン治療の契約が開始となります。
3.アライナー製作の為の型取り(印象)を行います。
4.治療の開始
1.患者様専用のアライナーが出来上がって来ましたら装着をし、治療の開始となります。
2.毎月、定期的に検診でお越し頂きます。
3.治療スケジュールに沿ってアライナーを交換して行きます。
インビザライン治療の料金
相談料 | 治療前のカウンセリング、相談。初回のみ。 | 3,000円 | |
検査料 (診断料含む) |
口腔内の状態把握の為の精密検査 口腔内検査、レントゲン撮影、顔や口の中の写真撮影 |
70,000円 | |
インビザライン治療 | 全顎 | アライナー枚数制限なし(5年間有効) | 700,000円 |
片顎 | アライナー14枚製作※ | 450,000円 | |
再診料 | 再診料(調整費含む)。再診の都度。 | 3,000円 |
※アライナー追加が必要となった場合は1枚ごと別途費用が掛かります。
インビザライン治療の相談、お申込み方法
当院では、ワイヤー矯正とマウスピース矯正、いずれも行っています。
マウスピース矯正をご希望の方は、お電話でのご予約の際、その旨お伝えください。
マウスピース矯正の担当は石澤(コクザワ)医師となります。